デニム・ブルーママン22の4

70年前の普賢山は今の様子を見てもそう変わりがない。私は70年前の今日、この山に登り、求婚されますが、家に寄ってもらえないだろうか?の相手の打診をしぶしぶ飲み込んで矢上神社の横にある男性宅を初めて訪問することになるのです。山という大自然が、私…

デニム・ブルーママン22の3

私は男性の性格にしぶとい一面があることに閉口します。家には行きたくない…上手く断ったのですが、やんわりが通じない。私はひとつだけ、手段があるとすれば、これしかないと観念します。家に一回だけ寄って、この実績を盾に永遠に断る方策でした。私は、白…

デニム・ブルーママン22の2

山を降りたあと…僕の家に寄ってもらえんかと思ってるんだけど…彼の顔は蒸気機関車のようにまるで湯気が出そうで、私は困ってしまいます。ミチは何も事前に私には伝えてはいなくて、私はやぶから棒に対峙をしていました。私が最も恐れたのは、古い因習を、ま…

デニム・ブルーママン☆第22章

私は強い要請を受けていました。ミチの作ってくれたおにぎりを口に含んだ瞬間…

デニム・ブルーママン21の21

結婚して苦労するのは目に見えていました。なぜなら、みずからに妥協の栞を入れないといけない。背が高く、弁論が闊達でなければ…しかし、ミチがいなくなって、この男性はおしゃべりであることが判明してきます。私は、のべつ間もなく話すタイプは大嫌い…し…

デニム・ブルーママン21の20

バス停に着き私は、上背の高い男性を探します。どこにも見当たらない。ひょっと後ろを見たらミチが前に出て来て、男性を紹介しました。人の良さそうな男性を見て私は、まさかの坂を登っていました。あ、あ、そう言いかけて、男性は、尻込みしました。ミチは…

デニム・ブルーママン21の19

蛍茶屋まで電車で行き、バスを待ちました。まっ暗なトンネルを過ぎたらそこには東長崎は開けている…私には実際、自信のなさから来る迷いはありました。教員を続行する意志はあっても、本当に自分の子供を育むことは出来るのか?仲間教師たちのにぎやかな子育…

デニムブルー・ママン21の18

今、みんなが、平成、昭和、大正を思うように、私も、大正、明治、その前…江戸時代まで遡り鑑みる必要がはあったのです。ミチのお母さんは明治22年生まれと聞いて、私は咄嗟に、江戸時代と被ることに愕然とします。江戸ならまだ、幸先は良かったのに、明治維…

デニム・ブルーママン21の17

私が学んだ実生の哲学は存在しました。父が満足には、自分の意見も言えず海の藻屑になったように、現実の社会には大きな裂け目が存在すること…しかし、それを見たら、みんなが、神経を尖らせ、日本のことを全く考えてないと、騒ぎ出すことは、私には分かって…

デニム・ブルーママン21の16

母を亡くしてからの私は、真夜中になると、心底怖い思いに打ちひしがれ泣いてばかりいました。これは、天涯孤独の通常なんだ…そう心して掛かるも、未来を想像すると、伴侶のある勢いは、全然違うかもな…に行き着く…。ミチは、亡くなった父親を大層尊敬してい…

デニム・ブルーママン21の15

ミチは何としても、お兄さんを紹介したい気迫に満ち溢れ、私も素敵な方なら、一回くらい会ってもいいな…は心深くにありました。教員を辞めてしまうことは、全く頭にはありません。母が亡くなり兄と姉妹で財産を分け、私はそこまで金銭に逼迫した状況にはなか…

デニム・ブルーママン21の14

私はミチに、総勢何人が一家にいるのか?質問しようとして一歩下がりました。これ以上質問しては、いけない。興味を、持つことが、親密に加速を掛けてしまう…と。なんと言っても理想の男性像がありました。私の兄のように、弁論にたけるスマートさは必須なん…

デニム・ブルーママン21の13

私が極度に寂しいを感じたとき、ミチは上手く私の心を、キャッチし、こう言うのです。兄と会ってみたら、きっと、わかるわ…ミチが兄を紹介するにしても、あくまで私は、のち添えであることは察知していました。ミチも、それを正直に打ち明けて説明したのです…

デニム・ブルーママン21の12

ファザーコンプレックスだった私の性格がある時、最高の境地を得たのも、父が、直に褒めてくれたときでした。頭を使う仕事であっても、そうでなくとも、気負いは必要はない…と話してくれたのです。父はまず私の学習態度を評価してくれました。大人しく、芯は…

デニムブルー・ママン21の11

自分の中で理想とする女性像は、思いっきり背伸びをすれば母でした。しかし、それを目指せ…は無理なことは分かっていました。母は母なりに軍国の世を生きて、四人の子供たちを大人にし終えた。それだけで、充分役目は果たしていると、私は解釈しました。そん…

デニム・ブルーママン21の10

まだふたりとも、若い。私は25歳でミチは二歳下。それなのに、ミチはかなり焦っているように見えました。お互いの家庭の話に入るには、かなり、打ち解けないと私は、無理。このお茶の教室も、母から強く勧められて、来ていたくらい、出不精の私でした。小学…

デニム・ブルーママン21の9

私はハンサムで都会派タイプの長身の男性が憧れでしたが、ミチは、男性の話や結婚の話は全くしません。お互い名前は同じミチで私にはミチ子で子が付くだけ。まるで運命の出会いのように、強く衝動を共に味わうのですが、予感としてあったのは、私達は全く違…

デニム・ブルーママン21の8

雪を撮影したはずが、違うものが写るように、人生は思うようには行きません。私は、早く、結婚し、家庭を、持ちたいとは、全く考えてなかった。だから、仕事に打ち込んでいた?それも、違うのです。母が亡くなり、私は天涯孤独とはこれを指すのか?を嫌と言…

みちはミチだった…

叔母は投稿歌人だった…ペンネームとして、美知を使っていた経緯は明らかになり、私の母がミチ子だったことを思うと…ふたりが、初めて諏訪神社近いお茶の教室で出会ったときの感動が私を襲う。偶然にも名前が同じ…運命だと、ふたりが、感じたのは無理もない。…

日記には真相の雪が積もる。

だらだら、ブログ数だけを積み上げた2023はうちにとっては、奇跡の歳になりました。やっと…父親が望んでいた娘になれた。しかし、父が存命中に出来ればそこを示したかった。67才の私に到達してようやく、本来の自分に対峙しています。今年最も嬉しかったのは…

今週雪かも?な長崎や。

雪になるとき、意外に売上は上がる。店長やオーナーはきちんとそこを見て発注してる。パンや冷凍食品、まだまだある。スイーツ需要はでかい。みんな、外にはチェ゙ーンなしでは出れんくなるから、家での生活に、乾き麺や、カップ麺の出番は意外なほどある。…

私が時間厳守になれた訳。

昨夜は突拍子もない出来事が襲い掛かり私はある意味で助かりました。しまむらでケットを選ぶ家族は優柔不断で私はパーキングで待たされる…私は5分くらい、セブンバイトに遅れてしまうせめぎにハラハラしていたとき、オーナから電話がある。私は何事か?とす…

まっとうなことを発言しても通らない。

ピンチヒッターの私はレジを手伝うだけで良いはずが、猛攻撃にあい、私は仕事を受けたことを心から悔います。まだ、あと、5回は9時から1時を了承した自分の優しい心根を恨みます。ユウキンの相方が受けない方がよいと思う…を事前にアドバイスしてたのに、…

私を愛した父が好きや!!

どれだけ私が待ち望んだ、父の生誕百年だろうか。それが今年にあたることで、私は父が、願う娘になれたことは、間違いない。執筆ではお互いがライバルで彼がいつも、生前話したことは次の作品に掛かりたい!!と言う抱負だった…しかし、2013年のあの頃、望み…

デニム・ブルーママン21の7

私には女性特有の媚が全くなく、それがどこで培われたのか?全くわからない。姉も妹もすぐに嫁入り先が戦後決まって行くのに、私は母を看ることが、自分の宿命と言うより、むしろ、母と歩む自分は自然であるとの認識でいました。父親を封印したと、そう容子…

よりすぐりをみんなへ

うちの猛省は今年執筆し過ぎたこと。父の生誕百年でファイト便乗したんやな。来年に向けて練習をしています。5ブログで収める理性や、自制心が、、今後の成否を分けるとの啓示…素直に従い今日の分が完了です。テンションも大事とそっちを優先したいのは、人…

ニュースに疎いうち。

うちは、全くニュースを見らん。それで皆が話してるとき、ついていけないことがかなりだ。昨日も、タバコはほぼ税金なんだを聞いて、また、値が上がるニュースについて行けない。税を払うのはタバコを吸う人々や。うちは、そういう巷の大事な話題を詳しく話…

今日は雨がやんだ。

コンビニには忘れ物の傘が山とあり、私はイエローの取っ手の傘を借りてる。ビニール傘だ。コンビニは雨が止むとすぐ傘立てをしまう。忘れたら中々回収は難しく、その傘はどうなるか?倉庫に保管になる。みんなも、失くなり、もう手元に戻らない…と諦めたらあ…

昨夜から雨になった長崎…

ほんま、長崎には雨が、似合う。しかも、車は洗車したみたいにきれいや。雨の効能の第一は目下のところそれや。しかし、生産農家なら、違うことを思うやろ。ありがたい有り難いの、恵みの雨や。自然放水に勝るものはない。日常その人物は何を職務としている…

うちらはあちこち行き過ぎた…

今はよう時津まであの頃、走れたな?と泡を吹く思いで過去を見ている。間違いなく、それは、やってはあかん行為やった。うちらは半径3キロまで。それ以上動くとあかん。己の首を真綿で締め上げる行動やったんは今明白になる。新しい2024を迎える。しかも、今…