S200530

 自尊心なんて無用の長物だ・・・って思うことしきりで、あたし自身そんなに自尊心について話したことがない。自慢ばかりしている人間に多いからだ。しかし方向転換させられる。昨日の映画、昼下りの決斗だ。昔は闘を斗と漢字で振っていてそこが共鳴出来る。一斗缶の斗のイメージがあたし大好きで、しかしそれは、決闘の斗でもあるんだって。物語の中で自尊心について及ぶ会話がある。それが人間として個人にとって重要なもの、外せないものであること。そこを急速に思い出す・・・じつはあたし自尊心の欠片さえ、すでに喪失した人間になってたこと・・・これらを急きょ思い出す。当惑する。そして主人公だ。自分の仲間ではあるものの、人様から委託されたのに、その金塊を横取りしたい心が透けて見えて、これじゃこの男とはコンビは組めない!!って切ったのに、又その男を採用しないといけなくなる。みずから銃弾を浴びて命の限りを知る。見限った男に、若いカップルの今後を頼まないといけなくなる。しかももっと重要なのは任務だ。金塊をも委託しないといけなくなる。しかし見限った一回はあっても、相手の男は心を入れ替えるまでなっている。この”変化”だ。荒くれ男に芽生えた良心・・・。だから映画はやめられない。アメリカを改めて評価していい。ほな行きまひょ。取り戻す 金塊に勝る 自尊心☆あの若いカップルには絶対幸せになって欲しい!!☆