S200607

 あたしはがん保険加入命令を息子たち発出する。長女が罹ったこと・・・それを示唆に捉えてみんなの今後の生き方に噛ませる。それが母としての役目。しかし元気な者はいぶかる・・・なんで?って。なんで癌?それであたしは自分の年齢で入ろうとすれば、グレードに差はあるものの、やはり六十代で入る時、その時はかなり、財布の紐が擦り切れんばかりに辛い金額だということを伝える。若者が二千円ならあたしの年代は七千円。なぜか?生命保険やがん保険が若いほど掛け金が安い。こつこつ貯蓄をしても癌になったらそれが全部手術費用に吹っ飛ぶのよ?って説明する。せっかくの貯金も無くなってしかもがん保険に加入していた者でさえ苦慮する場面。やはり入院によって見えない出費は嵩むのだ。息子達は二十代が一名、三十代が二名。彼らは母の言うことに耳を傾け、そうかあ・・・って。しかしお母さんは?ちゃんと定期健診受けてるの?って畳みかけてくる。も、もちろんだよ、来月の誕生日には行くことにしたよ。そうだったんだね!!それなら良かった、この際、胃だけではなく全部診てもらってよ。ほな行きまひょ。貯金より 大事な項目 がん保険☆若者が貯蓄にばかり目が行きがちってのはガチである☆