S200901

 生計を立てるために必死で働き演技の勉強するスティーブ・マックイーン。この二十代前半の彼の澄んだ瞳を思い出せば、すべてが指針につながる。あたしには本当の奮起がまだ、不足だった。人を踏み台にしてはいけないけど、少しはマックイーンの根性を学びたい。彼の人生への拘りだ・・・。役者として家庭人としても成長した彼は九ヶ月の台湾ロケであの映画に加わる。なんていう複雑なアメリカと中国の関係だっただろう。考えてみると砲艦サンパブロの映画の背景はかなり古い。まだ、真珠湾攻撃のずっと前。複雑をさらに複雑にしているのが今の現状だが、アメリカの懐は、意外に大きい。中国だって、戦争のくだらなさを充分承知している、智慧ある民族だ。主人公は攻撃されて亡くなってしまうが、最後・・・キャンディス・バーゲン演じる恋人が映る・・・そこで視聴者は我に返る。映画の見どころとして有無を言わせない。なぜなら複雑怪奇を描くことがもっとも難しい作業だからだ。ほな行きまひょ。生計を 立てる腹らし 文豪節☆腹を括って生活力について拘るようになった九月からのゴリラのようちゃん、その決意、節はセンテンスを架ける☆