S201009

 ジョーカーの言ったことを思い出す。最後、テレビ出演のとき、発言したことが気にかかる。僕が道に倒れていてもみんな知らんぷり・・・って。自分がいかにめちゃくちゃな扱いを受けたかを言いたかったんだろう。それがこの作品の意図と世界を覆う嫌悪のスモッグ・・・どこか符合している。自分にも目を向けてくれ!!いたわってくれ!!っていう嘆きや叫びの他に、不平等じゃないの?っていうクールな視線も感じて深く考慮する。アメリカにインディアンがいた時代まで思いを馳せる・・・。昨日奇しくもそういう差別を問い掛ける映画を見たことで重なった。クリスチャン・ベールがインディアン戦争で戦果を上げた少尉の役。みんなを護送する任務に就くんだけどそこで様々な銃撃戦に巻き込まれる。その度に死人が出る。最後に生き残った三人は愛する人とインディアン族の子供だった。この物語に感動して映画・・・それも最後の五分は絶対に逃せないことを知る。”荒野の誓い”の主演女優さんがこれまた優れる。ほな行きまひょ。あと五分 経過で僕は 乗り移る☆男は外に向く顔と中に向く顔、ふたつを演じ分ける☆