2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

デニム・ブルーママン☆第22章

私は強い要請を受けていました。ミチの作ってくれたおにぎりを口に含んだ瞬間…

デニム・ブルーママン21の21

結婚して苦労するのは目に見えていました。なぜなら、みずからに妥協の栞を入れないといけない。背が高く、弁論が闊達でなければ…しかし、ミチがいなくなって、この男性はおしゃべりであることが判明してきます。私は、のべつ間もなく話すタイプは大嫌い…し…

デニム・ブルーママン21の20

バス停に着き私は、上背の高い男性を探します。どこにも見当たらない。ひょっと後ろを見たらミチが前に出て来て、男性を紹介しました。人の良さそうな男性を見て私は、まさかの坂を登っていました。あ、あ、そう言いかけて、男性は、尻込みしました。ミチは…

デニム・ブルーママン21の19

蛍茶屋まで電車で行き、バスを待ちました。まっ暗なトンネルを過ぎたらそこには東長崎は開けている…私には実際、自信のなさから来る迷いはありました。教員を続行する意志はあっても、本当に自分の子供を育むことは出来るのか?仲間教師たちのにぎやかな子育…

デニムブルー・ママン21の18

今、みんなが、平成、昭和、大正を思うように、私も、大正、明治、その前…江戸時代まで遡り鑑みる必要がはあったのです。ミチのお母さんは明治22年生まれと聞いて、私は咄嗟に、江戸時代と被ることに愕然とします。江戸ならまだ、幸先は良かったのに、明治維…