デニム・ブルーママン21の20

 バス停に着き私は、上背の高い男性を探します。どこにも見当たらない。ひょっと後ろを見たらミチが前に出て来て、男性を紹介しました。人の良さそうな男性を見て私は、まさかの坂を登っていました。あ、あ、そう言いかけて、男性は、尻込みしました。ミチは果敢にも、兄は、あなたに会えてとても興奮してるみたい…私より9歳上になります…と。速く挨拶して…と男性に、促しています。こ、こんな、べっぴんさんに会えるなんて、ゆ、夢のようです♪おべんちゃらが言えない自分とのコントラストを抱きました。私は、登山だけを済ませてさっさか帰ろうと思っていたのです。男性はミチより背が低い。負の決定打でした。