ららはかつてのバイト先!!〔ポイントカードの巻〕

 日本生命に勤務している時だった。私はその時かなり切羽詰まっていた。自分の成績がそこからあと持ちこたえるだけの数字に達してはおらない切羽詰まったもあるけど、やはり営業主任から主任に降格したことは大きく、10万くらい給料も下がってしまう。ららに早朝バイトに行ってその後日本生命に出勤していた時期があった。退職する三ヶ月ほど前。バイトは禁じられてはいたけど背に腹を替えられず仕方なかった。本当のどん詰まり状態。あの頃に比べると今は救われる。一番苦しかった私を支えてくれたコープらら。朝運ばれたパン、積み上げられた番重のパンの数を点検する仕事。私は今、やっと自分のペース時間を奪還したと喜んでいる。ものをしたためて銭を貰うまでにはなっていなくとも、満足で一杯だ。作家の本当の喜びとは銭を稼ぐことの前に、国民の目に触れる?全く触れない?が大前提としてあるからだろう。