S200617

 まさか、こんな大物があたしの棲む村を訪問し、しかも弓の腕前をみんなの前で披露していたのならこれは凄いことなんだって。確かに八の付く名称が多いとは思ってた。鎮西八郎の八から来ている。八郎岳、八郎川、そして八郎橋。八は縁起がいいこと、ましてや八男として源家に生まれているからそれも理にかなう。2メートルを超える巨漢とは本当なのだろう。九州に幽閉されても暴れまくり各地を転々としながら武者修業を忘れない。そこで知り合った全員が家来になりたい!!と申し出て来る。心根が優しい。親思い、そして兄弟思いの律儀者。こういう素晴らしい物語に付きものなのはフィクションではないのか?っていう疑い・・・しかし余りにも物証が多過ぎる。証言も...。この大楠はあたし達が矢上小学校時代、落ち葉を一杯敷き、秘密基地にしていた場所。八郎が八郎川から弓を射る時の的にした楠の木なのならその時の彼の雄雄しい気持ちが、時空を超えてあたしたちに届いたのだろう・・・こういうことは小学校で、中学校で教えて欲しい。全く習ってない。教育の元本は歴史上に実在した人物の検証だ。矢上神社の由来ももしやこれでは?今朝はあたしに書く為の勇気さえ与える鎮西八郎を詠もうと思う。暴れん坊で弓の腕前で人を配下に置く。弓自体、他の人が持っているものとは違う。比較出来ない。デッカ~~イ!!ほな行きまひょ。張る前に 射すくめられて ちんちろ舞い☆ちんちろ舞いとは慌てふためき、おろおろする様子、マイが架かる。彼のマイ家来にソッコーなっちゃうって話☆