今日は悪魔が生まれた日、デビルボーンの日って家族は自分を茶化して笑っている。なんていうコミカルだろう。悪魔を生んだのはゴリラ！！って豪快に笑っている。ここまで明るくデビル・ボーンを言われると、これを狂歌にしたくなるのも本能でうまいこと言うなあって、お笑い芸人の要素がしっかり根付いている真実に驚く。そんな笑い事かよ？ってあたしは３６年前の出産を思い出し震え慄く。臨月には月に四回は検診行かないといけないのに、あたしがそれに行かず家でのんびり構えていた。赤ちゃんの頭囲がどんどん大きくなって恐ろしい難産が待っていた。看護婦さんたちが身体の上に乗ってきばってくれた。私は何回懇願しただろう。お腹を切ってくださいと。しかし手術には準備は必要で今はそれは出来ないと先生は答えた。ようやく出てきたとき、あたしは１６００CCも出血して、B型の血液を先生が発注し、血液センター（化血研）が即、持って来てくれた。こんなに酷い出産に耐えて３６年前の今日、あたしはデビルボーンを生んだ。悪魔の栄える日本がすでに予約済だったとは・・・とほほ。でもいい方に捉えよう。明るい悪魔、そしてあくまでも小悪魔だ。
