S201117

 今感動の坩堝。この映画にもジョン・C・ライリーは出演でホアキン演じるチャーリーの兄の役。最後提督も亡くなって安心してお母さんの棲む家へ・・・こういう終わり方大好き!!ただ・・・途中四人が鉄砲撃ちあう仲だったのに仲良しになって、しかしひとりが薬を一杯川に入れたために、手が爛れてしまう。そしてチャーリーは切断してしまう。右手だった。この物語は金に群がる男たちの死闘だけど実に現代を言い当てる。理想社会を目指す科学者は亡くなっても、日記を残すんだ。その文面見たら自由は何物にも代えがたいあってある。科学者が数式を編み出してより能率的に金を川から出す方法を編み出すけど、結局のところ、いっぺんで金が獲れると早まった仲間によって命を亡くす。ここに科学者や文学者の運命も書かれている。今一回立ち止まって読むべき小説であり、映画だろう。もともとの原作をあたしは読みたいと初で思う。こんな、1800年代の、しかもサンフランシスコの物語。オレゴンも舞台になる。当時の青年たちがいかに一攫千金を狙ったか?その逞しい輝く野生と科学者の最期。ここを照らし合わせよう。ほな行きまひょ。薪が燃えて 青い炎と 対峙する☆科学者が文学面も同時包括していたマレではない例☆