ミラクル婆のアラセブ日記☆141★

 

専門は恋愛稼業のあたしには今、恋人はいない。辛く寂しい状況を打破するには、荒療治が必須でみんなの知恵を借りることが出来る最高の環境が整いつつあり、このご加護に感謝している次第。両親がこの日に普賢山に登山しお見合いしたことを思うと身が引き締まる。そして普段はひとの気配がないこの山に、初対面の父と登ることが出来たのも、普賢山のお祭りだったから。父の思いやりが皆無なら、母はとっくの昔に家を出ていたでしょう。母は田舎者が大嫌い。ハイソな方以外は排除する傾向があった。しかし、幼児教育で転んだあとは、逆に一皮剥けて、ダラダラと、専業主婦をまっとうし、家の中で食っちゃ寝生活を貫徹。そのクッチャネライフがあたしに関与した。書く為には、家庭にいる方が絶対有利。母は私にそれを分からせた。無尽蔵の時間を家庭人は保有している。これは絶対有利どころではない時間の特許です。タイムパテントで覚えておきましょう。(裏が取れました。1955年のその日は日曜。両親とも教員で休みだった)