ミラクル婆のアラセブ日記

 弟はわたし達の祖母になるタヤの胸像を捨てないでちゃんと保存していた事実に私は涙が出て止まらない。捨てたと、彼は發言したから、鵜呑みにして嘆いていた。彼にはそういうとこがある。相手の反応を見ろうとする策士風情。この胸像は純心大学の偉い先生に依頼して作って頂いたそうです。みんなに、披露出来る日も近い。和田家の御庭にあるからです。タヤの母性は漲りまるで、マリアのようです。