ミラクル婆のアラセブ日記☆14★

 

いつものように友達みたいな会話で成立の私とアンくんが、ある夜を境に同じ信念のもとにあることがわかったのも廃棄が関与でした。私はユウキンに入って一回も廃棄を捨てたことがなく、こっそり持って帰ろうとの信念でいました。みんなが訝るのならあたしのよみびとしらすの著書にザッハトルテのケーキを詠んだ短歌あるので参考にしてください。世界は飢餓で苦しいし、赤児が栄養不足で困っているというのにそういう捨てる行為はいかがなものか。もったいない精神は祖母タヤから受け継いでいます。なぜなら、その一口で救われる命がある。アンくんがあたしと同じ考えでいることがわかってあたしもベトナムの貨幣価値を調べてみたんです。生活水準そのものが低い。日本という国を、彼が今の時点で、どう見ているかが、段々わかってきて私もベトナム移住を鑑みていったという経緯です。借金を年金で返済し、ベトナムセブンイレブンで働けば?リーズナブルに返済が可能と思え未来が明るくなったのです。アン君は最期の最後、ゴミ箱に捨てますが、それもあたしは頂きます。なんか、廃棄があたしに妙案をくれるようで、家でじっくりそれを眺めるのです。思い返せば、あたしが自分の子供を刃にくれてやる決心をして、ピザまんをゴミ箱に捨てようとして捨てたら、そこにアン君の手のひらがあった・・・あの夜のことを私は忘れないのです。