プライベートキャロル

 今朝から鑑賞していた、さよなら、僕のマンハッタンはかなり気が置けない危険な作品。それはすこぶる映画が俊映ということであたしもまだ、本当にこの映画を堪能しているとは言えない。あと3回は見ないことには何も語れない。ちょうどこういう場面があった。悪いのはあんたの美貌だよ?って。トーマスは正直に、時にズケズケ発言してしまうけどそれが魅力の核心。若いほうの友達兼恋人も雨の中トーマスを追い駆ける。どうしたの?何があったの?って。私が男ならどうするだろう。作家志望とか芸術家はやはり新鮮な出会いを特に求める。題材に出来るからだ。しかし本当に人を愛するということとモデルにして執筆することは全然次元が異なると思う。彼のことを温かく見守るジェフ・ブリッジス演じる老作家はトーマスを傷つけるなら覚悟しなよ!!ってトーマスの父親の愛人、ジョハンナにスゴむ。ここで気がつく。観客は先に誘導されていく。なんか真相があるな・・・って。そういえば彼とイーストウッドの映画であったね。小学校の黒板の裏に金塊を隠していてあとからふたりでそれを奪還しにいく。けどジェフ演じる彼は死んでしまう。途方にくれる相棒のクリント・イーストウッド。あの映画を見たくなってた・・・。サンダーボルトだ。

f:id:hn0709:20211216223625j:plain