S200623

 自分が伝えたいことの百パーセントを伝えようとしてはいけない。十のうち、三伝われば、ひとまずよしとしよう。昨夜観た映画、マンハッタン物語スティーヴ・マックイーンにしては珍しい恋愛もの。あたしはバンジョーという楽器に惹かれた。アフリカ系アメリカ人が発明した楽器で今こそこの楽器の出番が来ているのでは?映画がすべてを受け持つ訳ではないけど、重要な鍵を握ると思う。この映画の優れている点は、やはり男の正義だと思う。どうしても本物の医者とは思えず、ドアを蹴破って彼女の哀しみに寄り添う。これは愛していなければ出来ない。表面だけのすかすかの愛ではないのだ。アメリカの根底にこういう優しさと正義がある限り、きっと人種差別問題も解決に向かう。あたしは主人公の女子の傾向が大好きだ。確かに怒りっぽくて、いつも誤解を招く。しかしいつかはこの女子も成長していく・・・母になればきっと変わる、期待が出来る。ほな行きまひょ。バンジョーが 促す鈴の 出番かな☆こういう視点の映画は珍しい。マックイーンだから演じられた☆