ミラクル婆のアラセブ日記☆31★

 

ラクルなんか・・・自分には起きはしない・・・って正月早々、落胆して店を朝去ったのに、またさらなる衝撃がユウキンで走る。お客様と会話しているとき、好きだよ・・って何回か打ち明けられたお客と話していたとき・・・お互い同じ申年なことがわかり、意気投合して活発にディスカッションしていたとき、あなたよりも一回り年上の申年ってこっちが話しているのに、相手は何を勘違いしたのか、じゃあ78歳ってことですね?って。あたしはぶん殴りそうになったが、堪え、帰ってもらった。一回りっていうと相手は54歳だから、66歳に決まってる。申年で同じグループにいることが許せない思いになって怒りの頂点で震えた。顔は笑顔を通したが、いちゃもんつけているのでは?ってアン君が心配して傍に来てくれた。あたしに難癖を付ける顧客は彼は許さない。なんでもないのよ?って笑顔を作った。ミサちゃんに出会ったら、ソッコー、余ったウィッグないか?訊いてみたい。彼女なら三個は持っていそうだ。