ミラクル婆のアラセブ日記☆35★

家の電子レンジだと三分超も温めるのに時間が懸るけど、コンビニなら約三分の一の時間で済む。そこを説明すると、じゃあ温めてもらおうかな?ってなる顧客も10人中ひとりいて、話術がうまいと、逆に仕事が増えて、手作業も増えて、しんどくなることもままある。しかし昨日はしっかり、あたしは成長度をオーナーの奥様に観察されていて、指摘を受けてビビり上がる。頭の良い奥様だけではなく、仔細を、スタッフの手元をよく見ておられてすぐアドバイスに来られた。しかも口調は優しい。私は弁当につくソースを外さず、温めてしまい、しかし、運良く、それがパンクして垂れ流しになることはなく、お客様を悲しませることにはならず済んだけど、場合によっては、ソース袋が熱さで破れて、弁当一個がダメになることがあって、必ず外して、電子レンジに入れないといけない。それをわかっていながら、テンパってしまうと後先がわからずてんてこ舞いになる。このおっちょこちょいの気質を自分で猛省した。ピンチヒッターで出てお昼の混雑をもしも味わうことなく、そのまま来ていたら、私の成長はなかった。事務所で店員を逐一観察し、粗相を未然に防ぐために、こうしてアドバイスを貰える私は世界一幸せなスタッフである。コンビニでの物語、恋のストーリーの題名が決まった。1500ワットの恋だ。