介護をしてわかったこと

 結婚ってやっぱり死に水を執るまでを言うってことが今回パートナーの死で分かった。逆の立場なら彼もお見舞いに来て誠心誠意やってくれただろう。そこを思うと切ない。私はまだ介護をし足りないダメな妻だったんだなあって猛省する。例えば私がしたためることを返上してでも、もっと彼に向き合う姿が彼が本当に欲していたことかもしれないなって自分本位に考え過ぎていたことがまず頭に浮かんでくる。彼が言いたいことはしかし全部とまでは言わないでもこれからのこの国の指標にはなるのでは?って、形式はあくまでも違っていても要点は変わらない。無駄を省くということだ。要らないものを買い込む癖を彼は最後まで私に説いたし、外食も今後、必要な時を省いて控えようって思う。そうすることが、彼の天国での気持も安らぎ居場所も確保出来るのでは?って。基本食事を作らない生活ではあるものの、必要な外食以外は控える気モチに至っている。だって最期、彼は全く食欲を無くしていた。美味しいものを見ても食べたいと思わないなんて悲し過ぎる。今まで彼の考え方では窮屈極まりないってそう思っていたけど、今では心境の変化が起こっている。彼の考え方を基礎にすれば私も羽ばたくことが今後可能になる!!まだまだ言いたいことは一杯あるけど分けて少しつ”つ話して行きたい。