210210

 キャスト・アウェイ、どう理解しようとしても、まだ解決が自分の中で出来ない。理性あるトム・ハンクス演じる元夫。でも幾らなんでも生還したのだからふたり、元の鞘に戻してあげたい気持ち・・・それが経営側の心。でもアメリカ社会は、企業ってクールなのかも?って。そこまで従業員のことに対しては拘らない。首を突っ込まない。これは、再婚で子供が生まれた・・・とかいう配慮ではなく、すべてがトム・ハンクス演じた、エンジニアの心の崇高さにトドメがあったと・・・君は家に帰った方がいいって最後、車の中で別れを告げる。それから彼の人生がどうなったのか?是非見たい!!彼にも家庭が出来たのか?それともひとり身の自由な人生を謳歌したのか?ここまで気になる映画を作ったロバート・ゼメキス監督に完敗です。日本ならどうなったでしょう?きっと元の地位に戻した会社でしょうし、彼の居心地は確かに悪いけど、まっさらのスタートから出発っていうのは、とにかく辛過ぎる。日本の会社員は幸せです。人情がある!!ほな生きまひょ。人類の 思い上がりの 見せしめに されし人々 舟を編むかな☆原爆問題だって必ず解決出来る・・・なぜなら日本古来の優しさは健在だから、これは③として国と国の温度差としましょう☆