負けず嫌いの彼を見ていると初心に返る


 本当に私は自分自身が負けず嫌いではないな・・って当惑する。しかしあたしはやはり、文豪なのだから畑が違うのだ。生活の為にコンビニに来ているただ、それだけのスタートの違いがある。しかし・・・だ。彼だって、本分は勉学であり、機械を学んでいる。それをしながらコンビニの仕事に対峙し全力を出して頑張っている。それを思うとあたしと全く立場が同じっていう認識も生まれる。日本人にもアメリカ人にも中国人にも負けないぞ!!っていうところの強いプライドが洗練と光っているので私がたとえ、文豪であっても刺激を受ける。これがただ、毎日凡凡として何も向上心を持たずに暮らしている風情なのならあたしもドリンクを献上したりはしない。そして日本人がどういうマナーでいるか?彼らはよく観察している。日本人に対しての礼よりもむしろあたしは海外の人を大事にする姿勢でいつもいる。彼らを一段上に置く。この目線に彼が図らずも気がついた。それは嬉しい発奮になったのだろう。アルバイトもそこにある人々とのコミニュケーションがいかに上手くいくかで決まる。きっと佳い関係を構築出来るだろう。(当時六歳の孫の作品)