S200819

 勝ちたい気持ち、そして勝たせたい気持ちが合体してあたしも昨夜だけはまんじりとせずテレビの前に正座する。ガンケルだ。まるで若い時のグレゴリー・ペックみたいにかっこいい。しかも、切なそうに空を見上げる仕草に女子なら誰でも参る。なぜ、阪神に来たのだろう。ありがとう!!って。遙人投手はよく頑張った。ツーアウトまで行ってた。あと一人打ち取ればよかったんだけど、ツーストライクツーボールのカウントで岡本に一発を浴びる・・・。誰もがそういうことがあること、想像してなかった。しかし岡本だけは別。勝つためにある戦略を持っていた。以前読んだんだ。鼻毛を抜かずに温存しているという。それが菌を除去する効能があるという。負けをすこぶる嫌うのだ。あたしも鼻毛抜きが幼稚園の時怖かった。母が、きちんとしていないと駄目な完璧派。鼻毛を抜こうと毛抜きを持って追い駆けてくる。それで必死で逃げた・・・。そういう過去がある。あたしも鼻毛を意地でも抜かせなかった。母親にも抵抗した。今、勝ちがあたしを懸命に探している。鼻毛は温存して今もふさふさだ。これから益々、勝つために手段を選ばなくなる巨人。注意してナンボだろう。ほな行きまひょ。ガンケルに 六甲颪は 聞こえない☆集中力の塊だから聞いてない☆