ミラクル婆のアラセブ日記☆8★

 私がどうしても長与を離れて矢上に急いで帰りたい理由は次男が家にひょっこり帰ってきていたからです。前日でした。いきなり青春18切符を使ったよ?って家に帰ってきていたのです。私はパンク修理を済ませて家に戻って一緒に次女も連れて次男とふくの湯に出掛けました。臨月で栄養が大事な次女の為にバイキングに誘ってくれたのです。当時のふくの湯のバイキングはそうそうたる構えのご馳走で食べても食べてもまだ、お料理の種類が尽きないほど、山盛りだったのです。私は、この一件を遂に思い出す・・・。こんなに家族が仲が良かった時代があったんだな・・・って。コロナが家族関係を崩壊させてしまった。しかも旦那を連れて行かず、彼はお留守番。今はむちゃくちゃ後悔しています。いつもそういう具合に、あたしは夫を立てることを忘れて彼を尻に敷いていた。今になって気がつくのは彼がいつも、自分を強引に引っ込めていたことです。なぜ、遠慮をしたのでしょう。クルマにはもうひとり乗れたのに・・・。私は2020年、さあ、クルマを買い替えるかっていうとき、リースを最初は、頭に描いて、別のクルマをリースする運びでいたのですが、スライドだったことを家族がぎりぎりセーフで気が付き、キャンセルしたのです。どうしてもスライドは苦手って断固として彼女は、普通のドアの軽を新しく選ぶのです。私達のような人ユーザーは珍しいのだそうです。一回リースの契約を結び、それをひっくり返すのはなかなか出来ない。そういう強い我(が)を娘は持っています。だからあたしが鬼娘と呼ぶのです。